先日のことになりますが、丹波篠山市内で、
ウッドデッキのやり替え工事に伺ってまいりました。
松下造園風景舎では、雑木の植栽を中心に、そこで住まう人や、
暮らす人々が快適に過ごせる場所づくり(=造園)・庭づくりを行っていますが、
その庭や環境に身を置きながら、「過ごす場」の造作も行っています。
例えば、その一例がウッドデッキです。
他には石敷きのテラスであったり、レンガのテラスや枕木敷きのデッキ空間。
できる限り自然素材を用いて、自然と調和する組み合わせを構想しながら、
空間全体を作り上げていきます。
今回は古くなり朽ちかけたウッドデッキの改修工事でしたが、
庭の中の適所を選んで作り出し、そこで居心地の良い時間を過ごしていただくことも
造園デザインの一つと言えます。
お客さまの生活導線や、日常の使い方などをヒアリングし、その場に合わせて測量、寸法の割り出しを行い、日常生活に寄り添い、毎日使い易い形を追求し、ご提案しています。
材料は、地域の国産木材を使用し、塗料の色は今回はお客さまのご希望の色で施工しました。
屋外空間において、家の延長として利用することのできるウッドデッキ。
吐き出し窓からそのまま屋外へ出ることのできるウッドデッキは、日常生活の行動の幅を広げてくれ、また、庭や屋外空間へ出るきっかけや気持ちを押し出してくれる設備とも言えます。