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炭を使用することで、地産地消の循環型に貢献していきます

松下造園風景舎では土壌改良材には、

修業時代から使っている「炭」を使用しています。

 

炭は土に混ぜることで、土壌の排水性や保水性を高めるとともに、

炭自体が目に見えない穴が無数に空いているという、

多孔質という性質を持っているため、

そこが土壌微生物の住処になります。

 

木を植えるときに土に混ぜて使用することで、

微生物がその炭の無数の穴を住処として住み着き、

増殖し、その微生物の働きによって、

肥料に頼ることなく土をほぐし、肥やしていってくれます。

松下造園風景舎では竹炭を使用していますが、

これはお隣の三田市で、地域活動されている方から買わせてもらっています。

放置された竹林を整備され、その竹を使って竹炭を焼かれたり、

竹を粉砕した竹パウダーを作られたりしています。

荒れた竹林を整備しつつ、その竹材が炭として生まれ変わり、

さらに僕たちの手で地元近隣の土の中へと還元されていく。

まさに地産地消の、循環型で推進しています。

その炭は微生物の依り代となり、樹木の根っこの成長を助け、

土壌を有用な状態へと導いてくれます。

放置された竹林を切り、整備し、さらに地域の土へと還し、土壌を良くする。

 

地域の環境整備の一環としてお役に立てれば何よりです。