今年初めての投稿が、昨年9月以来になってしまいましたが、
みなさま本年もどうぞよろしくお願いいたします。
元旦から能登地方では強い地震があり、被災されている方々もおられる中で、
日々の仕事をさせていただけている状況に感謝しないといけないと感じます。
現地の状況がまだまだ落ち着かない状況ではあると思いますが、
何かお手伝いできることがあれば現地に伺いたいと思う気持ちもあります。
受け入れの状況が整ってくるのであれば、少しでもお力になれればと思います。
今年の仕事のことを少し書かせていただきます。
今年は昨年には伺うことができなかったお宅へマツのお手入れに伺ってきました。
2年ほど放っておかれたマツですが、鋏で透かすだけで風通しも良くなり、
すっきりとした見た目となります。
マツの木は素人には難しいと言われますが、
その所以は鋏で切ったところからは新たな新芽が吹いてこないからです。
マツは4.5月頃から先から新芽を伸ばし、その新芽に新たな葉が出ます。
その新芽からしか、枝とならないので一度切り損じると、先からしか枝ができず、
間抜けな感じになってしまうのでしょう。
僕たち植木屋は、剪定する場所が分かっていますので、
鋏で不要な枝を元から抜いてすっきりとさせながら、さらに将来の枝を残し育てていきます。
セオリーはあるものの、様々な状態から枝を選択する作業を一朝一夕ではできるようにはなりません。
その辺りはプロである自分たちの出番であるのでご相談いただければと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。