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作庭、植栽後2年後の様子

こんにちは。

前回の投稿から3か月が過ぎてしまいました。

その間にホームページを作り直しまして、お願いをして良い感じのサイトに作り替えていただきました。

ブログはコラムという名に変わりまして、こちらで投稿させていただきます。

 

3月から5月まではお陰様で工事のご依頼を何件かいただき、忙しくさせていただいておりました。

インスタグラムは簡単なので気軽に更新してしまいがちですが、こちらのブログ、コラムはというと、

しっかり書かなければと思ってしまい、それ故になかなか気持ちが遠ざかったり、目の前の忙しさにかまけて、

ついおざなりにしてしまっていました。

 

でも、改めてこうやって文章にし出すと、なにやら自分の気持ちや考えが整理出来たりもするのかと、

その良さも感じつつもあります。

 

これから先はしっかりとこちらのコラムも書いていこうと思いますのでまたお手すきで覗いていただければ幸いです。

 

先日京都へ庭のお手入れに出張してまいりました。

2年前に作庭させていただいた、京都市内のお庭です。

 

独立して2年目の2022年の夏前に取りかかり、2022年の夏に完成したお庭です。

今年で工事開始から2年が経ち、もりもりと茂り、きちん樹木や草花は根付き、順調に生育しています。

 

植栽後はまずはしっかりと地面に根付かせ、もりもりと旺盛にさせ、光合成によってしっかりと養分を蓄え、

枯れない状態にしてから、、、が、植え付けてからまず持っていきたい、第2段だと弊社では捉えています。

 

こちらのお庭は1年目の植栽後3か月後から根が30㎝ほど伸び、(下草の追加での植栽にお伺いして掘った際に確認しました)

1年目から順調すぎるほどの根付き方、枝葉の成長度合いでした。

そのお庭も2年が経ち、順調に雑木の庭へと育っています。

 

植栽工事完成から3か月後に下草を追加するために掘り返した時の様子

 

雑木の庭はコナラやモミジ、シラカシなど、里山に植わっている木々を用いた庭ですが、

これらの木々は一度根付くとぐんぐん生育していきます。

 

雑木の庭は、長野の軽やかな木立のなかにいるような雰囲気を、自宅に居ながら感じることができますが、

毎年春先から梅雨明けまではもっとも枝葉が成長する季節となりますので、

一年を通して軽やかな雰囲気を保ったり、1年間の成長をコントロールしていくためには、

この時期の手入れは欠かせなくなってきます。

 

手入れ作業、前後の比較をご覧ください。

 

作業前 ↓

作業前
前提として、毎年これぐらいの成長量はまず目指したいところ]

 

作業後 ↓

作業後

 

 

作業前 ↓

 

作業後 ↓

作業後

 

雑木の庭の魅力は、1年を通して変化を楽しめることです。

春はまず色鮮やかな花が咲き、

その後雑木の木々が芽吹き、美しい新緑の黄緑色に庭が染まります。

私個人ではこの新緑を迎える5月くらいの時期が、庭で最も好きな季節です。

 

夏を迎えるころには葉の色は深い色に変化し、夏は木陰を作ってくれ、夏の暑さを和らいでくれます。

午後には木漏れ日が葉にゆらゆらと揺れたり、風が通るときにさわさわと葉が揺れる音にも癒されます。

 

秋は紅葉が黄色や赤と色鮮やかで、季節の移ろいを体感できます。

秋の郷愁を感じながら庭に出て涼めます。

 

冬は少しがらんとしますが、ときに小鳥が来たりもします。

冬枯れの庭に小鳥が来たときは、ふわっと心が温かくなります。

 

雑木の木立を庭に作って、少し豊かな暮らしを手に入れてみませんか。

どんな些細なことでも構いません、ご相談をお待ちしております。