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庭作りを計画する上で、2番目にでやるべきこと

さて、前回の記事 「庭づくりを計画する上で、まずやるべきこと」 とは? で、

庭造りを計画していく最初の段階で、まずやるべきことについて書いてきましたが、

簡潔言うと、

「将来の理想の庭でやりたいことや、どのように庭を使って生活したいかを具体的にイメージし、

それを紙に書き出してリストアップし、さらに優先順位付けをする」 ということでした。

 

ではそのイメージがある程度具体的になり、実現したいビジョンとして見えてきたら、

次の段階では何をやっていくのが良いのでしょうか。

 

建築中の平面図や、完成した平面図を準備する

 

次の段階では机の上に、建築中の平面図や、完成した建物の平面図を準備しましょう。

そういった図面がない場合は、建物と敷地を上から見た図をご自身で紙に書いてみてください。

この図面で細かく設計していく訳ではありませんので、ざっくりとしたもので構いません。

 

建築図面などにはこの窓がリビングの前の窓で、こちらがキッチンの前の窓など表記がありますが、

手書きで書く場合は、おおまかにここに窓があって、その窓はリビング前、

こちらの窓はキッチンの前、こちらは和室前といった感じで、どこに窓があってその窓はどの部屋の前のものなのか、

最低限そのぐらいの正確さをもって書くようにしてください。

 

そのような図が書けたら、「造園計画の第2段階の準備」は完了です。

 

造園計画の第1段階で書いた「庭の中でやりたいこと、実現したいこと」のリストを見ながら、

その図面の中のどこの場所で、それらのイベントを行うのが最もよいのか、他のイベントの配置との関係性を考えながら、

よりベターな場所を検討していきます。

 

例えば、庭でやりたいことが、以下のようだったとします。

 

①リビングの窓から雑木の庭を眺めたい

②ウッドデッキをリビング前の吐き出し窓の外に設置して、庭に出てお茶がしたい

③外からの視線を何らかの方法で遮り、庭をプライベート空間にしたい

④リビングに薪ストーブがあるので庭には薪棚を設置したい

⑤庭の中を歩きながら回遊できる庭にしたい

⑥庭には野鳥を呼びたい

⑦玄関へ続く道は、緑のアーチの中を通り抜けて家に帰れるようにしたい

⑧駐車場やそこから家へと続く道は雨の日でも足が汚れないように土ではなく何かしらの舗装をしたい

⑨無機的なコンクリートではなく、できるだけ自然な素材を使って庭や玄関・駐車場を彩りたい

 

以下のようにして図面に書き込んでいってみましょう。