丹波の石でつくる、やさしい玄関アプローチ│兵庫県丹波篠山市
ご相談のきっかけ・背景
住まいは完成しているものの、
玄関まわりの外構は未施工の状態で、
玄関ドアと地面に高低差がありました。
また、雨が降ると足元がぬかるみやすく、
日々の出入りに少し不便さを感じられていました。
敷地の造成時に出た丹波石が多く残されていたこともあり、
それらを活かしながら、玄関までの道を整えたいというご相談をいただきました。
お客さまのご要望・理想
・地産の丹波石を使い、風景になじむアプローチにしたい
・雨の日でも歩きやすいよう、水はけを整えたい
・薪棚から薪を運びやすい動線にしたい
・つくり込みすぎず、自然に見える道にしたい
施工前の様子
設計の方向性
丹波石のやわらかな色合いと質感を活かしながら、
建築や薪棚とも自然に馴染むよう、全体のつながりを意識して設計しました。
直線ではなく、ゆるやかな曲線の動線とすることで、
自然と玄関へ導かれる流れをつくり、
荷物を持っていても無理なく歩けるよう配慮しています。
空間づくりの考え方
造成時に締め固められた土壌は、水が浸み込みにくく、
雨のあとに水が滞りやすい状態でした。
そこでまず、土中に空気と水の通り道をつくるため、
ドリルで下地に無数の穴をあけ、炭や落ち葉を入れることで、
水はけと土壌環境の改善を行いました。
石畳には、ストックされていた丹波石を一つひとつ選び、
お施主さまと一緒に並べながら据え付けています。
モルタルなどで固めるのではなく、
石同士のかみ合わせで安定させることで、
時間とともに風景に馴染んでいく道としました。
施工中の様子
完工後の様子
~ 歩くのが楽しみに変わる、風景に馴染む玄関アプローチの石畳 ~
● 暮らしの変化
・丹波石の風合いが建築や薪棚と馴染み、空間に統一感が生まれた
・雨の日でも足元を気にせず歩けるようになった
・玄関までの道を歩く時間が、少し楽しみになった
・水はけが改善され、雨のあとも快適に使えるようになった
建築と庭、そして日々の動線がゆるやかにつながり、
落ち着いた玄関まわりの風景が整いました。
お客様の声