クリニックをやわらかく包む、雑木の庭|和歌山県紀の川市
ご相談のきっかけ・背景
クリニックの既存の庭には、
モミジ・ジューンベリー・ソヨゴの3本の樹木と、
地被類としてヘデラが植えられていました。
待合室や診察室からは窓越しに庭が見える構成でしたが、
樹木のない部分からは前面道路がそのまま視界に入り、
外の環境がそのまま感じられる状態でした。
お客さまのご要望・理想
・前面道路の視線や雰囲気をやわらかく遮りたい
・塀で閉じるのではなく、植栽で自然に包みたい
・待合室で患者様が穏やかに過ごせる環境にしたい
・医療空間として安心感のある外構にしたい
施工前の様子
設計の方向性
「隠す」のではなく、「やわらかく気配を変える」ことを軸に設計しました。
道路と建物の間に雑木の層をつくり、視線を完全に遮るのではなく、
“気配がやわらぐ距離感”をつくる構成としています。
空間づくりの考え方
コンクリート擁壁によって水と空気の動きが滞りやすい環境だったため、
まず土壌環境の改善から着手しました。
擁壁際に溝掘り・縦穴・焼き杭などを行い、
水と空気が土中に巡る環境へと調整しています。
そのうえで、コナラやシラカシなどの雑木を中心に構成し、
ユキヤナギ・コデマリ・アジサイなど、季節の変化が感じられる
低木を組み合わせています。
施工中の様子
完工後の様子
~ やわらかな緑に包まれた、医療空間のための庭へ ~
●空間としての変化
・道路の存在がやわらかく感じられるようになった
・待合室からの視線が落ち着いたものになった
・外構が“背景”として機能するようになった
・患者様が安心して過ごせる雰囲気が生まれた
空間全体が静かに整い、心が落ち着く環境へと変わりました。
※こちらの工事は、詳細をブログ記事に記しております。
⇒
2024.12.15 旧ホームページの施工事例から ~和歌山県 クリニックの庭リノベーション工事
施工内容を詳しく記載しておりますので、ぜひご覧ください。
お客様の声