兵庫県丹波篠山市　小高い丘に面した庭　新築造園・環境改善工事

お客様名	Y様
施工地域	#兵庫県 #丹波篠山市
施工内容	#お庭造り #土壌環境改善 #庭の水はけ改善 #植栽 #玄関アプローチ #石敷き #石積 #草刈り・芝刈り
種類	戸建て住宅

ご依頼内容

玄関脇には元々造成された法面（斜面）があり、そこを植栽を用いてよい雰囲気されたいというご要望と、
敷地外周に木々を配置し、囲うわけでなく、緩やかに周りとの空間を緩和するというご要望で植栽を計画しました。
広場は将来的に畑として利用されたいというご要望もあり、広く開け、
木の陰で作物が育たないということがないよう、周りには木々を配置しつつも、広い空間を確保しています。
お施主様が最も庭の中で利用される時間が長くなる、家際の空間には、
将来的に育った雑木の木々の木陰により夏の暑さを緩和し、大きく育った木々が木漏れ日の空間を作り出すよう、
造園設計をして、植栽を配置しました。

施工内容

元々田であった土地は、土が粘土質で土壌改良により木々が健全に育っていくよう配慮しています。
山際の場所は、従来溝を切ることで山からの水を一度いなし、ゆるやかに浸透させ下流へと導いていくよう計画されていました。
おそらく山の谷部の延長にあるこの土地では、工事の途中で水が湧き出し、止まることなくこんこんと湧き出してきました。
その湧き出しを塞がずに、吐かせ下流へと導くために、お施主様に相談し、急遽暗渠排水工事をさせていただきました。
湧き出す水を塞いでしまわず、流すことで山の状態を健全にし、土地全体の土の中の水の流れとしても機能させます。
土地の水はその場に浸透させることを基本として考えますが、土の質により、特に粘土などは浸み込まず、
浸み込むのにも長い時間を要するので、湧き出す水に対しては、浸透と同時に排水という考えがなければ対処することはできません。
敷地内に60－70㎝ほどの溝を貫き、石を積み上げ排水する暗渠として施工しました。
この溝は周りの水の染み出しを助長し、土中の水と空気の動きに大きな役割も同時に果たし、環境も大きく変えていきます。

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